11月28日(土)のイベントのお知らせ

11月28日(土)に、「高射砲連隊・訓練棟の特別公開」と「柏北部の戦争遺跡巡り
&ミニ・シンポジウム」を開催します。
「高射砲連隊・訓練棟の特別公開」は、会員であるなしにかかわらず、見学いただけます。「柏北部の戦争遺跡巡り&ミニ・シンポジウム」は、原則として会員対象です。

■高射砲連隊「訓練棟」特別公開
(どなたでも見学可)

照空訓練棟外観1(補正)

 柏市根戸の旧柏市西部消防署根戸分署の建物は、高射砲連隊特有の訓練施設として建てられたことが分かりました。
 現存する同じような建物は全国で2例のみ。クレーン(起重機)施設が残っているものとしては柏が唯一という大変貴重な建物ですが、普段は内部を見ることができません。そこで市教育委員会の協力により11月28日(土)限定で、公開していただけることになりました。当日は自由見学、13時~16時30分のご都合のよい時間にお越しください。(申込みは不要、入場無料)
 また、室内では、軍関連施設の模型や写真パネルのほか、ユネスコの「世界記憶遺産」に登録される、柏市在住の木内信夫氏のシベリア抑留体験を描いた絵画のレプリカも展示します。
※訓練棟:駐車場はなし。北柏駅から徒歩(約15分)、またはバスなどをご利用ください。最寄りの停留所は「布施入口」(地図参照)

日時:11月28日(土)13時~16時30分(雨天決行)
場所:高射砲第二連隊・訓練棟(旧柏市西部消防署根戸分署)
展示:軍関連施設模型/市内戦争遺跡パネル/抑留体験を描いた絵画のレプリカ(ユネスコ世界記憶遺産)」
協力:柏市教育委員会
参加費:無料    申込み:不要 
主催:高野台町会、柏歴史クラブ
問合せ先:高野台会館(11月2日~)☎04-7199-8741(平日10時~15時)
マップ
▲高射砲連隊・訓練棟の場所(柏市根戸443-2)

■~首都圏形成史研究会との連携企画~
「柏北部の戦争遺跡巡り」&「ミニ・シンポジウム」
(原則として会員対象)
①柏北部の戦争遺跡巡り(10時~14時30分)
つくばエクスプレス・流山おおたかの森駅(10時出発)→(バス)→柏飛行場正門→掩体壕(こんぶくろ池公園内)→柏の葉・秋水燃料庫(埋め戻されているため実物の見学は不可)→昼食(ららぽーと柏の葉)/柏の葉キャンパス駅→(バス)→花野井・秋水燃料庫→(バス)→根戸・高射砲連隊訓練棟(見学14時~14時30分頃)
集合:つくばエクスプレス「流山おおたかの森駅」改札口、10時
解散:根戸・高射砲連隊訓練棟または柏駅
参加費:無料(バス代、昼食代は各自でご負担ください)
  ※バスは路線バスを利用。歩く距離は約6キロメートル。
②ミニ・シンポジウム『首都圏と軍隊』研究の現状と課題
(15時~17時30分頃)
報告
・櫻井良樹氏(麗澤大学):柏の軍事遺跡から考える
・吉田律人氏(横浜開港資料館):「首都圏と軍隊」の現在
・土田宏成氏(神田外語大学):今後考えられるいくつかの論点
コメンテーター/中野良氏(国立歴史民俗博物館)
場所:高野台会館(訓練棟の隣)  定員:40名   参加費:無料
 【①②共通】    
申込み:要予約 (①~②、①のみ、②のみの参加可)
  ※会員でない方の参加希望は、事務局までお問い合わせください。
→kashiwa.rekishi.club*gmail.com(*を@に変えて送信ください)
協力:柏市教育委員会
主催:首都圏形成史研究会、柏歴史クラブ
③ミニ・シンポジウム終了後→懇親会(自由参加)
  ※懇親会は柏駅近くで行う予定。ご参加の方はできるだけご予約ください。
  (参加費3000円程度)
訓練棟公開




(2015_10_24)

歩哨所の移設完了!

高射砲第2連隊の歩哨所の移設が昨年末、完了しました。柏市による工事は12月26日に行われ、太平洋戦争時に高射砲第2連隊があった、柏市根戸高野台の公園へ設置。この公園には同連隊の正門も保存されており、今回歩哨所が加わったことで、完全とは言えないまでも当時に近い形で保存できることになりました。

今回の移設・保存について、12月28日の朝日新聞ちば版に記事が掲載されました。
歩哨所設置1(ブログ)
▲コンクリート製の歩哨所はクレーンで運び込まれた(2012.12.26撮影。柏市教育委員会提供)

歩哨所設置3(ブログ)
▲歩哨所は正門と並んで設置された (2013.1.9撮影)

               (2013年1月14日 事務局)

高射砲第2連隊・歩哨所の保存のための寄付金を贈呈

当会から柏市へ20万円を寄付 
 太平洋戦争時、富勢村根戸(現柏市根戸)にあった高射砲第2連隊の歩哨所保存のために、当会では昨年10月から寄付金を募集しました。会員の皆様のご厚意が集まり、2か月間で寄付金額が20万円となったため12月18日、柏市へ贈呈しました。
 当日は、上山和雄代表(國學院大學教授)、青山茂副代表、櫻井良樹監事(麗澤大学教授)、事務局から岸本さんと浦久の計5人が会を代表して秋山市長にお会いし、贈呈。その際、柏市の戦争遺跡の説明や「江戸時代から現在まで、ダイナミックに変貌をとげた柏の歴史を、柏の子どもたち・市民の方々、市外・県外の人にも知ってもらいたい」と話し、「戦争遺跡を活用して、史跡めぐり・ウォーキングのコースをつくってはどうか」など、いくつかの提案をしました。
 今回の歩哨所の移設・保存に関しては、当会のほか市内2団体からも寄付が集まり、市民側から柏市へ合計約25万円が寄付。その動きをうけて柏市も補助をし、歩哨所の移設・保存が実現しました。
 なお、柏市から会へ「お礼のことば」をいただきました。併せて掲載します。

寄付金贈呈2(ブログ)
▲上山代表から秋山市長へ寄付金を贈呈

お礼の言葉2(ブログ)

【お礼のことば】
手賀の湖と台地の歴史を考える会代表 上山和雄様 
 このたびは、根戸高野台に所在した陸軍部隊の歩哨所の移設及び保存・管理のために、多額のご寄附を賜り、厚くお礼申し上げます。
 市といたしましては、今回の移設保存に限らず、柏市の歴史を語り伝える多くの文化財の保存・活用に、より一層努めることで、ご厚意に報いたいと存じております。
 今後とも、ご支援ご協力を賜りますようお願い申しげます。
    平成24年12月18日    柏市長 秋山浩保

戦跡説明(ブログ)
▲秋山市長に柏市の戦跡の現状を説明し、今後を提案

(2013年1月14日 事務局)

高射砲第2連隊とは

高射砲第2連隊(東部七七部隊、近衛師団所属)とは

 昭和12年10月、野戦重砲兵第8連隊を母体として市川市国府台に新設され、翌年11月東葛飾郡富勢村根戸(現柏市)に移動した。太平洋戦争勃発直前の16年11月、連隊本部を始め主力は東京世田谷に移動(この際、防空第2連隊と名称変更)。さらに、19年4月、再度名称変更を行い高射砲第112連隊となった(終戦時の本部は祖師谷)。
 根戸には、高射砲第2連隊の補充隊(補充隊と称したかは不明)が残ったが、18年にはすべての高射砲補充部隊は解散。その任務は関係防空部隊き下(指揮下)の改編(新編)部隊に継承された。
 高射砲第2連隊は、陣地を固定した部隊ではなく(固定陣地もあっただろうが)、いすずやフォード等の大型トラックで高射砲を牽引した機動性のある部隊。日本陸軍では珍しい機械化部隊のひとつであったと言えよう。

※根戸の連隊跡地には留守近衛第2師団の歩兵および工兵の補充隊が入ったが、これらの部隊は、20年に東京師管区歩兵第2補充隊(東部83部隊)と東京師管区近衛工兵補充隊(東部14部隊)と名称を変更。
※終戦時柏には第111高射砲連隊(終戦時の本部は埼玉県安行村)第1大隊の第4中隊が配置されていた。中隊なので、規模はあまり大きくなかったと考えられる。   ( H.K.)

軍郷とは

軍郷(ぐんごう、ぐんきょう)とは

 「軍のまち」であったことあらわすとき、「軍都」「軍郷」という2種類の言葉が用いられます。では、軍都と軍郷はどのように違うのでしょうか。明確な定義があるわけではありませんが、次のような差があると思われます。

軍都:部隊などの設置された地域が、城下町など近世以来の「都市」であり、かつその都市が県庁など他の大きな機能を有せず、軍事施設が最大の施設となっているような都市を「軍都」と称しています。
(師団司令部や聯隊本部などのある大都市や県庁所在地などを「軍都」と称することもありますが、かつて城下町でありながら、近代になると次第に衰退し、軍隊が最大の「産業」になった町が典型的な「軍都」といえるでしょう)
軍郷:陸軍部隊や施設の進出した場所が、基本的に農村や村落であり、施設が複数の自治体にまたがる場合が多い地域を「軍郷」と呼んでいます。「軍郷」と呼ばれた地域は、「帝都」周辺を除けばないかもしれません。
                   
柏の場合は現在のイメージで「軍都」が使われることもありますが、当時は紛れもなく農村で、かつ軍事施設が複数の自治体にまたがっています。そのため「軍都」ではなく、「軍郷」と称したほうがはるかに実態に合っています。同様な地域は、習志野や船橋など千葉県内のみでなく、神奈川県や埼玉県・茨城県など、「帝都」近辺に散在しています。
(2012.11.28)
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