柏飛行場位置図

柏飛行場位置図 (元図はA3版で1 万分の1) 
 会員の山田宏さんが戦時中の施設を2006年の地図に記入し、作図されたものです。調査でわかったこともまだ追加中ですが、当時の柏飛行場の広がりや施設がよくわかります。また、位置図の作成メモも掲載していますので、ご参照ください。  
                          (2012.10.22.事務局)

柏飛行場位置図パネル(ブログ用)

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凡例(ブログ)

柏飛行場位置図作成メモ
 柏飛行場建設は昭和13年1月起工され、同11月に完成した。柏飛行場の位置・形状を復元するにあたって、資料となるのは地形図・航空写真・その他残存資料などがある。
 地形図は飛行場建設前の状態を示すものとして、昭和5年発行の2.5万分の1の「流山」と昭和6年発行の5万分の1の「野田」がある。飛行場の滑走路が図示されている地形図は、昭和27年と33年発行の2.5万分の1などがある。なお、現況の地形図としては平成18年編集の柏市都市計画図(1.5万分の1)を使用した。
 航空写真では戦時中および戦後米軍が撮影した航空写真が多数あり、今回は1947年、1948年撮影のものを位置図作成の主な資料とした。
 その他資料として、『B29対陸軍戦闘隊』(山本茂男著、今日の話題社)所載の飛行場配置図と『平和へのねがい(増補版)』(柏市教育委員会発行)の飛行場本部の配置図と『鐘馗戦闘機隊』(株大日本絵画発行)所載の柏飛行場内での写真などを資料として使用した。
 作業手順は滑走路の形状が明瞭な昭和33年の地形図と1947年の航空写真(複数の写真をパソコン上で合成したもの)とを、各々レイヤー(透明なシート)として重ね合わせた。地形図は背景を透過滑走路と飛行場の外形、道路、地形上の特徴(谷津、台地の縁など)を手がかりにした。滑走路の形状など意外に地形図と写真の間に差異がみられたが、広い範囲の合致を優先とした。その際、写真の縦横比を多少変更した。
 その上に平成18年の都市計画図を道路や地形上の特徴を基に重ね合わせた。出来上がった3枚のレイヤーのうち、まず昭和33年の地形図を消して、航空写真を下敷きにし、都市計画図を参照しながら飛行場の外形、誘導路などを描いた飛行場レイヤーを作った。最後に航空写真のレイヤーを消して、都市計画図と飛行場のレイヤーとで飛行場位置図とした。
できあがった飛行場位置図について
 飛行場の外形は多くの土地区画の境界が残っていて、割合明確になっている。東誘導路は大部分道路として残り、多くの掩体壕も明確に認識できる。西誘導路は現在の道路との関連性が少なく、掩体壕も確認できていない。情報があればご教示をお願いします。
                                        2011.3.1 山田宏

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