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高射砲第二連隊・訓練棟の特別公開を今年も開催

 高射砲第二連隊・訓練棟(照空予習室及測遠器訓練所)は、
貴重な戦争遺構です。しかし建物が老朽化し、市は取り壊しの
方針を出しています。
 当会では資料館としての保存を要望し、この建物を多くの
方々に知っていただけるように、毎年1回、公開イベントを
開催しています。
(高野台町会と共催、柏市教育委員会協力)

 また今回は同日13時~14時、隣の高野台会館で日露戦争に
関する講演会も併せて行います。戦争といえば、第二次世界
大戦の話が多いですが、明治150年を迎え、それぞれの戦争が
どのようなものであったかも、ぜひお聞きいただければと
思います。講演要旨は以下。要予約のため、お早めにお申し
込みください。

◆訓練棟・特別公開
日時:11月23日(金・祝)10時~16時 雨天決行 無料
場所:高射砲第2連隊・訓練棟(柏市根戸443)
内容:室内・屋上公開/建物3次元CG(柏市教委・文化課)
   模型・パネル展示/我が家に残る展示コーナー/他
費用:無料
※高野台町会と共催、柏市教育委員会協力

◆講演会「初五郎と家族の日露戦争」(同日開催)
日時:11月23日(金・祝)13時~14時
場所:高野台会館(訓練棟の隣)
講師:鳥塚義和氏(県立柏中央高校教諭・当会会員)
定員:30人(要予約)
参加費:無料
申込:☎04-7199-8741(高野台会館/平日10時~16時)

【講演要旨】
 日露戦争の時に、東葛地域出身の出征兵士は戦場でどんな
体験をしたのか。そして、銃後の地域の民衆はどのような暮ら
しをしていたのか。こうした問題意識をもとに、戦争碑、絵馬、
新聞記事などを材料にして、地域の歴史を掘りおこしてきた。
この間、兵士や地域の人びとの生の声を聞きたい、という
思いをずっと持っていた。
 この度、明村上本郷(現松戸市)の鈴木初五郎という農民が
遺した史料を入手し、読み解く機会を得た。初五郎は日露
戦争の厳しい戦場を生き抜き、無事故郷に帰った。その後、
『日露戦争日記』を記し、父に宛てた手紙や戦地で受け取った、
父・妻・親族・知人からの手紙を遺した。日記と手紙を読み解
き、一兵士の戦場体験と銃後の村のようすを明らかにしたい。
百通をこえる私信は兵士と村の人びととの心の交流を物語る。
そこには民衆の本音も綴られている。「一日も早く御帰りなる
ように心神して居ります」「寿わ銭で買ひません」という声に
耳を傾け、そうした声がかき消されていくしくみにも迫りたい。
                       (鳥塚義和)

訓練棟公開2018

訓練棟公開裏面
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高射砲第二連隊・訓練棟「特別公開Ⅲ」を開催

 今年で3回目となる、高射砲第二連隊・訓練棟の
特別公開を開催します。
 今回も、「我が家に残る戦争遺品」コーナーを開設。
当日会場にお持ちいただいた戦争遺品を当会で
記録しながら、許可いただけるものは展示します。
※持ち寄り展示のため、持参品は各自でお持ち帰り
いただいています。

◆ 「訓練棟(照空予習室及測遠器訓練所)」は、
昭和10年代前半に建てられた高射砲連隊特有の
建物です。何のための施設なのか、長く不明でし
たが、2014年度からの柏市教育委員会の調査により、
「照空予習室及測遠器訓練所」である可能性が高い
ことが分かりました。国内で現存するのは2棟のみ、
ツノのような起重機支柱がある構造になると柏が
唯一という大変珍しい建物です。
 通常は閉鎖されていますが、柏市教育委員会の
協力で1年に1回、公開事業を行っています。ぜひ
ご覧ください。

日時:2017年12月2日(土)10時~15時、雨天実施
場所:高射砲第二連隊訓練棟(柏市根戸443-2 )
  ※高野台会館の隣。駐車場はなし
内容・展示: 訓練棟コンピュータグラフィクス上映/
訓練棟室内公開/柏の葉地域の秋水燃料庫の紹介/柏市内の戦争
遺跡パネル/訓練棟・掩体壕の模型/その他
入場料:無料
主催:柏歴史クラブ、高野台町会
協力:NPO法人スマイルクラブ、柏市教育委員会

◆1930~1970年代のレコード300枚を一挙展示。
リクエストすると実際に聴ける、NPO法人スマイル
クラブの「あの日に帰りたい!」を同時開催

 古いレコードは昭和6年「丘を越えて」、昭和13年
「志那の夜」など戦前のもので、戦後は1970年代まで。
歌謡曲やグループサウンズを含む、邦楽・洋楽・映画
音楽のシングルレコードが揃っています。会場は
訓練棟すぐ横の、高野台会館のホールです。

訓練棟公開(ぶろぐ)

◆「訓練棟(照空予習室及測遠器訓練所)」とは…

【照空予習室(室内)】
風景を描いた帆布を天井から壁へ張り、間接照明をあて
青空・夕焼け空など空を模す。そこに敵機の襲来を投影し、
中隊長が号令を下す訓練をする

【測遠器(機)訓練所(屋上)】
非常に重い測遠器をクレーンで屋上に吊り上げ、飛んでくる
飛行機の位置確認の訓練をする

裏面(ブログ)

【訓練棟の場所】
訓練棟地図(ブログ)






高射砲第二連隊・訓練棟「特別公開Ⅱ」を開催します

柏市根戸に残っている、高射砲第二連隊・訓練棟(照空予習室及測遠器
訓練所)の第2回特別公開を、柏市教育委員会の協力で開催します。当ク
ラブ・高野台町会共催。
※柏市教育委員会が3次元測量をもとにしてつくった、訓練棟のコンピュー
ターグラフィクス(CG)の試作版をご覧いただけることになりました。数分間の映像
ですが、訓練棟の構造・用途がわかりやすく表現されています。

日時:2016年11月5日(土)・6日(日)10時~16時:雨天決行
場所:柏市根戸443-2 (高野台会館の隣)
入場料:無料
内容
◆ 訓練棟 室内公開
◆ 小澤武明氏コーナー(元陸軍造兵廠少年軍属)
◆ 柏市内の戦争遺跡パネル
◆ 訓練棟・掩体壕の模型
◆ 柏の葉地域の秋水燃料庫の紹介
★「我が家に残る戦争遺品コーナー」を設置します
 家庭に残る戦争遺品を、当日会場へお持ちいただけませんか?召集令状、
軍事郵便、軍人手帳、千人針、慰問袋、防空頭巾…戦争のあった時代や
生活を物語る品々です。許可いただけるものは展示させていただきます。
なお、持ち寄り展示のため、持参品は各自でお持ち帰りくださいますよう、
お願いします。

【高射砲第二連隊・訓練棟とは】
訓練棟(照空予習室及測遠器訓練所)は、昭和10年代前半に建てられた
高射砲連隊特有の建物です。現在国内に残っている同じ用途の建物は
2棟、クレーン支柱がある構造になると国内唯一という大変貴重なもの。
ただ、老朽化のために取り壊しの予定で、私たちは資料館としての保存・
活用を要望しています。

訓練棟おもて(ブログ)

訓練棟裏面(ブログ)

【訓練棟の場所】
訓練棟地図(ブログ)
▲駐車場はありません。JR北柏駅から徒歩(約15分)、またはバスを
ご利用ください。最寄りの停留所は「布施入口」です。





(2016_9_21)

訓練棟公開に300人が来場

 柏市根戸・高野台町会との共催で11月28日(土)に実施した「高射砲連隊訓練棟の特別公開」に、約300人の方が参加されました。
会場には、訓練棟や掩体壕(えんたいごう)の模型、写真やパネル、ユネスコの世界記憶遺産に登録された木内信夫氏の絵を展示。また木内氏、調査をされた金出ミチル氏、柏市教育委員会文化課の小宮山勉課長も来場され、ご挨拶や建物解説をしていただきました。
 普段は閉鎖されている訓練棟ですが、特徴ある外観は道からでも見ることができます。記事末尾に地図を掲載しますので、近くに行かれた際はぜひご覧ください。

■高射砲連隊訓練棟の特別公開(高野台町会と共催、柏市教育委員会協力)
訓練棟公開1

訓練棟公開2
▲参加約300人

■柏北部の戦争遺跡めぐり(首都圏形成史研究会と共催)
戦争遺跡めぐり
▲参加21人
解説  小林正孝氏
流山おおたかの森駅→(バス)→柏飛行場正門→開墾碑→掩体壕(こんぶくろ池自然博物公園内)→柏の葉・秋水燃料庫(埋め戻されているため実物の見学は不可)→昼食/柏の葉キャンパス駅→(バス)→花野井・秋水燃料庫→(バス)→根戸・高射砲連隊・歩哨所→高射砲連隊訓練棟 

■ミニ・シンポジウム「首都圏と軍隊」研究の成果と課題に関する報告
(首都圏形成史研究会と共催)

ミニシンポ
▲参加42人
報告
・櫻井良樹氏(麗澤大学):柏の軍事遺跡から考える
・吉田律人氏(横浜開港資料館):「首都圏と軍隊」の現在
・土田宏成氏(神田外語大学):今後考えられるいくつかの論点
コメンテーター/中野良氏(国立歴史民俗博物館)

マップ
▲高射砲連隊・訓練棟(柏市根戸)




(2015_12_2)



歩哨所の移設完了!

高射砲第2連隊の歩哨所の移設が昨年末、完了しました。柏市による工事は12月26日に行われ、太平洋戦争時に高射砲第2連隊があった、柏市根戸高野台の公園へ設置。この公園には同連隊の正門も保存されており、今回歩哨所が加わったことで、完全とは言えないまでも当時に近い形で保存できることになりました。

今回の移設・保存について、12月28日の朝日新聞ちば版に記事が掲載されました。
歩哨所設置1(ブログ)
▲コンクリート製の歩哨所はクレーンで運び込まれた(2012.12.26撮影。柏市教育委員会提供)

歩哨所設置3(ブログ)
▲歩哨所は正門と並んで設置された (2013.1.9撮影)

               (2013年1月14日 事務局)

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teganoumi

Author:teganoumi
当会はボランティアで運営しております。メール問い合わせには数日いただく場合がございます。
メールはkashiwa.rekishi.club*gmail.comまで、*を@に変えて送信願います。

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