「小金牧開墾を歩くⅡ~中野牧(初富)~」を開催します

 中野牧開墾に関連する、捕込跡(国史跡)・初富稲荷神社・光円寺や赤報隊の渋谷総司資料室など、新京成線・初富駅から東武野田線・六実駅までの史跡巡りを開催します。2010年に開催した「小金牧開墾を歩く」のPART2です!! (雨天中止)
※定員になりましたので、受付を終了いたします。(1月6日)
※初富駅集合が10時20分になりました。ご注意ください。

集合:初富駅(新京成線)10時20分 ※集まり次第、駅を出発します。
解散:六実駅(東武野田線)16時(予定)
解説:中村勝(当会副代表、柏市史編さん委員会副委員長)
※約6キロを歩きます。履きなれた靴でご参加ください。
参加費:会員無料、会員外300円(資料代含む)
昼食:各自持参。貝殻山公園で食べる予定
申込み:要予約、先着30人(定員になり次第、締切)
問合せ・申込み先:会事務局
Eメール:teganoumi*gmail.com 
*を@に変えて送信ください。
また、このブログのメールフォームからでも結構です。

小金牧開墾を歩くⅡ(ブログ)




(2013_12_6 事務局)


スポンサーサイト

小金牧高田台(十余二)上野(豊四季)の略図について

小金牧高田台(十余二)上野(豊四季)の略図について
  
 柏近現代史の原点とも言える小金牧のうち、高田台牧と上野牧の開墾はその後の市域の歴史に大きな影響を与えた。地元民にとっては、戊辰戦争の負の遺産となり、明治時代の大審院にまで及ぶ裁判闘争を生み出す。十余二の厳島神社境内にある高田原開拓碑はその間の事情を端的に語っている。「当地は元高田台牧也。明治二年より入植開拓せり。初期入植者は自作農たるべき筈の処、大隈及鍋嶋等の所有となりて八〇余年、昭和二二年来の農地改革により初志貫徹すべて入植者の有に帰す」と。
 大隈重信や肥前藩主鍋島の小作人にされた地元民のささやかな解放宣言である。しかし大半の土地は三井など旧開墾会社の所有に帰した。現在三井を中心とした柏市北部開発は、その一つの帰結である。
 その歴史的基礎となる十余二と、豊四季の村域と旧牧を重ね合わせた略図を作ってみた(下図参照)。旧牧の範囲を正確に確定することはかなり困難である。略図の範囲は享保年間の牧改革で一番狭められた牧の領域である。明治時代の地図には,野馬土手がこの地域を囲んでいる跡が残る。野馬土手は、御普請土手26333間、勢子土手18382間、自普請土手31252間、合計で7万5千間余(35里67町)で四〇里野と言われた。牧の境界を作っていたのはこの土手だけでなく、谷津田も境界となった。
 牧の周辺に点々とある「享保請地」は享保以前、牧の範囲であった。享保改革の中で、吉宗の方針で地元民の要求とは別に、強引に牧付き村々に開墾を迫り検地を実施した。しかし野馬は夏場の涼や水を求めて、野馬土手を超えて原新田に入り込み、延享二年(1745)に再び幕府は大半の原新田を牧地に戻した。このため牧地は事実上拡大した。
 明治の開墾でこの「享保請地」が、開墾会社と地元開拓民との間で争奪となった。
享保請地の大半は地元開拓民に帰属し、牧地は享保改革期と同じ範囲まで狭められた。それが豊四季村(581町歩)と十余二村(597町歩)の村域となる。
 この2カ村で1千町歩を超える広大な台地の土地が、柏市の近現代史を規定することとなる。裁判闘争を経て、戦時中には軍用地として飛行場や軍施設が造られた。
 現在つくばエクスプレスが通り、豊四季団地ができ、東大、千葉大学が一角を占め、国立がん研究センターや県立柏の葉公園などが旧牧地に点在する。もちろん手賀沼や、利根川から派生する谷津田周辺には旧村が点在し、中世以来の歴史を刻んでいる。決して柏は歴史のない街ではない。絵図をもとに、柏の歴史をひも解いてみるのも興味深いことと思う。                                               中村 勝
                            (2012.11.12 事務局)

十余二(高田台牧)豊四季(上野牧)想定図
作成:中村勝、山田宏(作図)
小金牧(地図)

【凡例部分の拡大】
小金牧(ブログ用)

イベント案内「講話・野馬土手と小金牧開墾」

■第1回例会「野馬土手と小金牧開墾」■  

お申し込み、ありがとうございました。定員になりましたので、受付を終了いたします。

当会の中村勝副代表による講話。約70分を予定しています。人数に余裕がありますので、会員以外の方の参加も可能です。参加ご希望の方は事務局までお申し込みください。

 野馬土手とひとくくりに言っても、築かれた時期、機能など、同じではありません。また、その野馬土手を壊しながら進められた明治時代の開墾は、現代の土地利用にもつながります。
 柏を中心にした地域特有の歴史を知ることのできる講話です。

日時:2月20日(日)午後3時~5時30分
場所:アミュゼ柏(柏中央近隣センター)会議室C
参加費:資料代.会員100円、会員外300円
申込:要予約。
※中村副代表の講話&質疑応答のあと、午後4時45分ぐらいから、会員による「通信基地跡地の開墾」についての報告もあります。

第1回例会「野馬土手と小金牧開墾」

■第1回例会「野馬土手と小金牧開墾」■
 当会の中村勝副代表による講話。約70分を予定しています。人数に余裕がありますので、会員以外の方の参加も可能です。

 野馬土手とひとくくりに言っても、築かれた時期、機能など、同じではありません。また、その野馬土手を壊しながら進められた明治時代の開墾は、現代の土地利用にもつながります。
 柏を中心にした地域特有の歴史を知ることのできる講話です。

日時:2月20日(日)午後3時~5時30分
場所:アミュゼ柏(柏中央近隣センター)
参加費:資料代(決まり次第、掲載予定)
申込:要予約。会員の方の申込は平成23年の1月5日~。会員以外の方は、1月下旬~2月にかけて受け付けを開始する予定です。
プロフィール

teganoumi

Author:teganoumi
当会はボランティアで運営しております。メール問い合わせには数日いただく場合がございます。
メールはkashiwa.rekishi.club*gmail.comまで、*を@に変えて送信願います。

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
カウンター
検索フォーム
リンク
QRコード
QRコード
最新コメント
最新トラックバック
天気予報

-天気予報コム- -FC2-